Vb Studio AI

AI が、検査フローそのものを組む。

Vb Studio AI は、ノーコード画像処理検査の開発を支援する AI です。人と AI が対話と検証を重ねて、一緒に検査フローを構築していきます。

画像処理は、つくれるようになった

でも「どうつくるか」は、まだ難しい。

腕を組み、あごに手を当てて考え込む技術者
  • しきい値
  • 露光時間
  • I/O 制御
  • 領域演算
  • データフロー
  • データベース処理
  • Deep Learning
  • この値にした理由は?
  • 調べても例が出てこない
  • この条件で検出できる?
  • どれを使う?
  • どう組み合わせる?

ドラッグ&ドロップで使えるフィルタ(処理のブロック)は 3,700 種類以上。この中から何を、どう使うかを考えられるかは人の知識次第。

画像処理を組み立てる難しさは、ノーコード開発が変えました。次に変えるのはつくる難しさです。

Vb Studio AI は、その問題を一緒に解決します。

AI がつくる。人が確かめる。

AI は開発環境上で動くように、生成・実行・修正を繰り返します。人は実際の画像で性能を評価し、改善が必要なら再び AI と設計します。この 2 つのループでつくっていく考え方を、Dual-Loop Engineering と名付けました。

Dual-Loop Engineering

Dual-Loop Engineering で、手探りを、手応えに。AI が検査をつくり、使えるかを人が決める。

導入を相談する仕組みを詳しく見る

S相談 → 要件

要計画を承認

A1生成

A2検証

A3直す

B1実際の画像で評価

B2相談し直す

要計画を承認

AI設計資料をまとめる

完成

AI が聞き返して要件にまとめ、人が合意する。

検証を通った計画を、人が承認する。

要件から、計画のステップを組む。

相談し直した要件で、計画を直す。

計画どおりにフィルタを組む。

2. と 3. のつなぎだけ組み直す。

4. のキズを囲む処理だけ組み直す。

しきい値と、輪の中を埋める処理を組み直す。

要件と計画が合っているかを確かめる。

直した計画も、要件と照らし合わせる。

ポート・つなぎ線・フィルタを順に調べる。

テスト画像 8 枚を Vb Vision で流す。

キズが無いと、キズを囲む処理が止まる。

直したフローを、もう一度 8 枚で流す。

直したフローを、静的・動的の両方で確かめる。

未接続のつなぎを直す。

キズが無いときは囲まない形に直す。

人が実際の画像で OK/NG を確かめる。

直したフローで、同じ画像を確かめる。

結果を添えて、どう直すかを相談する。

直した計画が検証を通り、人が承認する。

評価の記録まで、設計資料に残す。

?AI からの質問123 / 3

キズは、周りより暗く写りますか。

  • 暗く写る
  • 明るく写る
  • どちらもある

分からない(仮定で進めてよい)

次へ

NG にするキズの大きさは。

  • 面積 20 px 以上
  • 面積 50 px 以上
  • 面積 100 px 以上

分からない(仮定で進めてよい)

次へ

照明や置き方は、毎回同じですか。

  • 毎回同じ
  • 照明が変わることがある
  • 置き方が変わることがある

分からない(仮定で進めてよい)

送信

要件定義

  • 目的表面のキズを見つけ、不良箇所を枠で囲みたい
  • 前提キズは周りより暗く写る
  • 判定面積 50 px 以上を NG
  • 仮定照明と置き方は毎回同じ

要件の合意待ち再相談この要件で計画を作る

計画第 1 版第 2 版ステップ (5)ステップ (6)

  1. 画像を順に読み込むEnumerateImages
  2. しきい値で暗い所を取り出すThresholdToRegion
  3. 細かな点を取り除くOpenRegion
  4. キズを枠で囲むRegionBoundingBox
  5. 面積を測り、50 px 以上を NG にするRegionArea
  1. 画像を順に読み込むEnumerateImages
  2. しきい値で暗い所を取り出す(より暗い所だけ)ThresholdToRegioninMaxValue 165 → 148
  3. 輪の中を埋めるFillRegionHoles
  4. 細かな点を取り除くOpenRegion
  5. キズを枠で囲むRegionBoundingBox_OrNil
  6. 面積を測り、50 px 以上を NG にするRegionArea

仮定照明と置き方は毎回同じ

計画の承認待ち再相談承認して BUILD へ

設計資料 第 2 版

  1. 目的と要件
  2. 検査フローの構成
  3. 各フィルタの設定値
  4. 検証の結果(静的・動的)
  5. 評価の記録更新

評価の記録

しきい値結果

板のキズを見つけて、不良箇所を枠で囲みたい。

人
AI

いくつか確かめさせてください。

4 枚目の小さな打痕を見逃し、6 枚目の浅い擦れを NG にしていました。

人

打痕は輪のように写るので、中を埋めて面積で判定してほしい。浅い擦れは拾わないよう、暗い所の取り出しを厳しくしてほしい。

人

8 枚とも想定どおり。

人

キズは、周りより暗く写りますか:暗く写るNG にするキズの大きさは:面積 50 px 以上照明や置き方は、毎回同じですか:分からない(仮定で進める)

人

要件をまとめました

要件定義 第 1 版に合意

人

計画 第 1 版を承認

人
AI

実際の画像で確かめてください。

計画 第 2 版を承認

人

案件の資産

  • 要件定義第 1 版第 2 版
  • 計画第 1 版第 2 版
  • 検査フロー第 1 版第 2 版
  • 設計資料第 1 版第 2 版
  • AI のループ
  • 人のループ
  • 計画を承認(接点)

Vb Studio AI

Dual-Loop Engineering の図。相談して決めた計画を人が承認すると、AI のループが Vb Vision で動くまで組んでは直し、人のループが実際の画像で評価して相談し直します。2 つのループは「計画を承認」の 1 点で接しています。
  1. 人が計画を承認すると、AI のループが始まります。
  2. AI のループでは、AI が道具を使い分けて、生成、検証、直すを、Vb Vision で動くまで繰り返します。最初は静的検証で接続の抜けを見つけて自動で直し、次は動的検証でキズの無い画像のときに止まり、キズが無いときの扱いを足します。静的検証も動的検証も通ったら人に渡します。
  3. 人のループは、実際の画像で評価し、結果を戻し、相談し直します。
  4. 人が直した計画を承認すると、AI は直した計画の差分だけを組み直し、静的検証と動的検証を一度で通して人に渡します。

相談だけなら、汎用の AI でもできる

違うのは、出てくるものが検査フローそのものであることです。

汎用の AIチャットの AI、カスタム GPT、AI エージェントの拡張Vb Studio AIノーコード開発を支援する AI
出てくるもの手順を説明する文章。人が組み直す開発環境にそのまま取り込める検査フロー
フィルタの名前資料から推測するので、無い名前が混ざることがある実在するフィルタの目録から引く
組み立ての誤り人が組んでから気づく渡す前に点検して直す
動くかどうか利用者が確かめる開発環境で動かしてから渡す
設計の意図会話の履歴の中に埋もれる設計資料として、案件に残る
Vb Vision 独自の処理公開情報が無く、扱えないPLC 通信やモータ制御も使える
機械に触れる処理安全の仕組みは利用者が考えるガードで包み、既定では動かさない

相談が、動く画像処理になる

人が決めて、AI が進める。要件整理や設計から点検、記録は AI が。質問への回答・実行承認、実際の検査画像での評価は人が担います。

1

人が相談し、AI が設計

AI が聞き返し、答えられない点は仮定として要件に書きます。

人が合意してから、計画に進みます。

2

人が承認し、AI が生成

承認すると、AI が組み立てを始めます。

AI が動くことを確かめてから、人に渡します。

3

人が評価し、AI が記録

相談から承認した計画、直した履歴まで、設計資料として 1 つの案件に残ります。担当者が替わっても読み返せます。

動くまでは機械が、使えるかは人が確かめる

AI が書いた検査フローは、それらしく見えて動かないことがあります。動かない誤りは機械が見つけて、AI が直します。

誤りの種類と、見つかる場所
誤りの種類点検する書くたびに、動かさずに形を調べる動かすVb Vision で、テスト画像を流すここから人。評価する実際の画像で、検査として効くか
つなぎ忘れ領域の入力に、何もつながっていない点検するここで見つかる
  • 点検で誤りが見つかりました(自動で直しています)
  • 検査フローを点検しました
動かす届かない評価する届かない
キズが無いと止まるキズの無い板で、囲む領域が空になる点検する通過

つなぎ方は正しいので、点検では見つかりません。

動かすここで見つかる
キズの無い板

キズを枠で囲む処理に、空の領域が渡されました

止まった所キズを枠で囲む

実機で止まりました

RegionBoundingBox を RegionBoundingBox_OrNil に差し替え

直して、もう一度動かしました

評価する届かない
見逃し・過検出最後まで動くが、検査として外れている点検する通過動かす通過

実機で動かしました

評価するここで見つかる

人の評価

打痕のある板
見逃し打痕、面積 39 px。基準の 50 px に届かず、検査フローは良品と判定した
浅い擦れのある良品の板
過検出良品の浅い擦れ、面積 825 px。検査フローは不良と判定した

現場の検査に要る構成まで組める

分岐や繰り返し、機器とのやりとりがある検査も組めます。

  • マクロに分ける役割ごとにまとめ、長いフローを読みやすくします。
  • 機種ごとに切り替える品種に合わせて、見本の画像や検査の位置を変えます。
  • 繰り返しと待ち回数や条件で繰り返し、外からの合図を待ちます。
  • 並行して動かす撮像と判定を分けて、同時に動かします。Parallel Add-on をお使いの場合
  • PLC と通信する主要メーカーの PLC とやりとりします。
  • 機械への出力にガード試すあいだは出力せず、スイッチ 1 つで動かします。
  • 画像から処理を選ぶ送った画像から、使う処理や設定値の見当を付けます。
  • 一部だけ直す必要なところだけ差し替え、前の版にも戻せます。

検査は、組んだ後のほうが長い

組めるかの次に問われるのは、直し続けられるかです。納品の後も、担当が替わり、品種が増え、照明が変わります。そのたびに、以前どう決めたかを、人の記憶ではなく案件からたどれます。

納品案件キズ検査

  1. 担当が替わる

    「しきい値は、なぜ 148?」

    設計資料 第 2 版› 評価の記録

    165 では見逃しが出て、148 で想定どおりに。

    理由を記録から読める

  2. 品種が増える

    「前の品種と、何が同じ?」

    計画 第 2 版

    しきい値から面積の判定まではそのまま使える。

    違う所だけ直す→ 第 3 版

    • あわせて足した版
    • 検査フロー第 3 版
    • 設計資料第 3 版
  3. 照明が変わる

    「どの前提が崩れた?」

    要件定義 第 2 版› 仮定

    仮定照明と置き方は毎回同じ

    前提から見直す→ 第 3 版

    • あわせて足した版
    • 計画第 4 版
    • 検査フロー第 4 版
    • 設計資料第 4 版

組んだ判断を、次の仕事へ

工場では、納品の後の変更を、前の判断から直します。装置メーカーや SIer は、組んだ検査フローを、次の案件や改修の手がかりにします。

  • 装置メーカー

    組み立て途中の検査装置が並ぶ組立室。奥の装置で 2 人が作業している

    前の装置の検査を、次の装置の出発点に

    似た装置の案件から、検査フローと設計資料を引き継いで組み始めます。

  • SIer・システム開発

    机の島が並ぶ開発室。右手前では三脚のカメラが試料に向けてある

    受ける前に、できるかを確かめる

    受注の前に、「この方法で検出できるか」を組んで動かして確かめます。

  • 設備・生産技術・製造部

    部品が流れる検査ラインの全景。手前のコンベヤの上にカメラとリング照明があり、奥で技術者がノート PC を見ている

    品種が増えても、前の判断から直せる

    新しい品種は、近い品種の検査フローをもとに、違いだけを足します。

  • 開発・研究

    研究開発室の実験台。手前でカメラとリング照明を組んだ撮像の試作台に部品が置かれ、白衣の研究者がモニタの画像を見ている

    閃いたら、すぐ試せる

    設計から実装検証までを開発環境の中で行い、PoC や試作・研究開発を効率化します。

この組み合わせがあると、動きます

Vb Studio AI は、ノーコード画像処理ソフトウェア Aurora Vision Studio™ に、バリッジが独自に開発した拡張機能 Vb Vision Add-On を組み合わせた環境で、開発を支援する AI です。Add-On に入っている AI ハーネスが Aurora Vision Studio と AI をつなぐので、AI で検査フローを組めます。

細粒度ノーコード開発環境 Aurora Vision Studio(3,700 種類以上の機能ブロックを搭載)と、強力な開発拡張機能 Vb Vision Add-On(AI ハーネス、PLC 通信、カメラボード対応、モータ位置決め指令。追加機能と Vb Studio AI 連携機能)。この環境で開発を支援するのが Vb Studio AI

この組み合わせが最も安定して動くのが Vb Vision です。機器の制御や通信まで含めて、まとめて技術サポートを受けられます。

どう使いたい、が選べます

Vb Vision と合わせて最適な環境でお使いいただくことも、ご自身の開発環境にソフトウェアを導入してお使いいただくことも可能です。その他、お客様に合わせたパッケージをご提案します。

  1. 推奨

    Vb Vision 開発ソフトウェアパッケージ+ コントローラ

    • Vb Vision(Aurora Vision Studio™ 搭載)
    • Vb Vision Add-On
    • Vb Studio AI

    Vb Studio AI にとって最適な開発環境と、周辺機器を含めた技術サポートを提供できます。

  2. Vb Vision 開発ソフトウェアパッケージ

    • Aurora Vision Studio™
    • Vb Vision Add-On
    • Vb Studio AI

    PC 環境の構築・運用・トラブル対応を自社で行えるお客様向けに、ソフトウェアのみを販売いたします。

  3. Vb Vision Add-On(Vb Studio AI 込)

    • Vb Vision Add-On
    • Vb Studio AI

    Aurora Vision Studio™ を既に利用済みのお客様に、Vb Vision Add-On と Vb Studio AI を導入いただけます。

上記以外にも、高機能検査をご希望のお客様向けに Deep Learning 付きのパッケージや、導入コストを抑えられる Runtime のみの販売も可能です。

※初回購入限定の特別プランもございます。

提供概要とデータの扱い

提供概要

対象
Vb Vision か Aurora Vision Studio をお使いの法人のお客様。
契約
1 年単位。組織の中で複数の方にお使いいただけます。
使う環境
デスクトップ版(Windows)とブラウザ版。動かして確かめるのはデスクトップ版です。
必要なもの
Aurora Vision Studio と Vb Vision Add-On。
料金
要件によって異なります。詳しくはお問い合わせください。

データの扱い

  • 会話と設計の内容は、外部の生成 AI サービスで処理します。
  • AI の学習には使われません。
  • 画像を AI に送るかは選べます。送らなくても使えます。

詳しくはお問い合わせください。

手探りを、手応えに。

自社の検査で使えるか、どう導入するかをご相談ください。実際に組む様子をご覧いただくこともできます。